娘、時々ネコ。たまにWebとか工作とか

2015年秋生まれの娘、夫、茶トラとサバトラの猫。3人+2匹で都内で暮らしています。

2歳児は意外とルールを守る(ただし途中変更不可)

2歳のうちの子を見ていて思ったこと。2歳児は大人が思っているよりも「最初に決められたルール」を守る、ように感じます。

例えば我が家では「保育園から帰ってきて、食事ができるまではテレビの時間」というルールになっていて、その間娘は録画したEテレなどを見ています。私が夕食の準備をするための時間をひねり出すために作られたルールです。たまにそれ以外の時間にも「テレビ見たいー」と言うことがあるのですが、「テレビはご飯の前でしょ」というと、多少ぐずりながらも意外とあっさり引き下がります。

ただしこのルールは途中変更不可。例えば、 私が先に返って夕飯の準備を済ませており、夫が娘を迎えに行って帰宅したとき。娘帰宅時には夕飯ができあがっているので、私としては、その日はテレビは見ずにすぐご飯にしたい。でも、娘的には「保育園から帰ってご飯を食べるまではテレビ」なので、「今日はご飯ができているからテレビはなしね」と言っても納得してくれない。「今日はご飯ができているから」は大人的には「正しいルール」だけど、娘にとっては「最初のルールと違う」ということになるのでしょう。

こういったシーンはあちこちにあって、一度「これはOK」と許可したことを「やっぱり次はNG」というと、娘は強く反発します。一度外食でジュースOKにしたら、次は「今日はダメ」といっても「なんで?」となる。一度、公園の花壇の石段に登って歩くことを許したら、「次はNG」は効かない。親的には「今日は時間と余裕があるしまあいいか」「今日は時間がないからダメ」などと判断しているけれど、それは「大人のルール」なので子供には理解してもらえない。

 

2歳3歳はイヤイヤ期と言われていて親にとっては「扱いにくい」時期だけれど、案外その背景には「親のルールに子供を従わせよう」としていることがあるのかもしれない。客観的に冷静に接しているつもりでも、案外自分勝手なルールを押し付けていることもあるのかも、と反省した出来事でした。

 

こやつらにはルールなんて全くありません・・・好き放題したい放題。

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繁忙期の新幹線自由席に2歳の子供連れで乗った話

東京から大阪への帰省時は、基本的に新幹線指定席を予約します。ただ、今回大阪から東京に戻る時、都合により予約していた新幹線に乗ることができず、自由席で帰らざるをえなくなりました。前日タイミングでは、指定席は全て満席で予約することができなかったのです。

指定席繁忙期の新幹線自由席、しかも2歳児連れ…と言うことで、どうなることかと思いましたが、何とか無事に帰ってくることができました。

備忘録も兼ねて、繁忙期の新幹線自由席に乗ったときの話を、書いてみようと思います。

前提条件:乗車したのは新大阪から品川です

東海道新幹線では、新大阪駅始発がそこそこの本数走っています。通常ダイヤの日中で、1時間に4本のぞみのうち、新大阪駅始発は1-2本。

そして繁忙期にはのぞみの本数自体が増え、さらには新大阪駅始発の列車の数も増加します。日中の望みの本数は1時間あたり約10本になり、そのうち大体7本が新大阪駅始発に。

のぞみの自由席は1列車あたり3車両、1車両あたりの席数が約100席。乗車口が左右にあるので、電車到着時に前から50番目以内にいれば、席が確保できることになります(あくまでざっくりとした計算です)。

繁忙期は新大阪駅始発の列車時刻表(発車する番線付き)が配布されています

これは今回偶然見つけました。新大阪駅新幹線改札口の近くでこのような紙が配布されていました。今日の時刻表では発車番線が書かれていないため、これは非常にありがたいです。

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新大阪始発ののぞみ自由席にはどの程度前に並ぶと座れるのか

2018年の年始、繁忙期ピークに近い1月2日夕方の我が家の体験記になります。

時刻表を入手後、 1時間後ののぞみを狙ってホームに向かう

駅に着いたのは17時少し前。 27番線から出発する17時23分か17時50分ののぞみをターゲットに、ホームに向かいました。ホームに着いた時点で、かなりの行列。のぞみ1車両は約100席なので、前から50番ぐらいまでなら座れるかなぁと思っていたのですが、ざっと数えてみても明らかに50人以上の列。この時点で23分ののぞみは諦め、50分ののぞみをターゲットに。 

1本前の列車が入線し、前から10番目に

始発列車は10分〜20分前にホームに入線します。 23分発の列車がホームに到着したのは約15分前。行列が前に進み、23分の列車に乗る人がすべて乗り終わった後、私の前には約10人残っていました。この時点で、「これなら50分の列車には座れる」と確信しました。

その後は再び行列が伸びて行き、23分ののぞみが発車した後は30人程度に。この時点で列に並んでもおそらく座れたでしょうが、「並びの座席をとる」など席の希望がある場合はちょっと際どいかなあと。

50分の列車も発車15分ほど前に入線

この時点で列には50名以上が並んでいました。前から10番目ほどの位置にいた我々は無事席を確保することができましたが、列の後ろの方の人たちは座れなかったようです。50分の列車を見送り、次の列車を引き続き待っている人たちもいました。

結論:でどれぐらい前から並べば席を確保できるのか

あくまで私のケースで、列車や時期によって異なるとはおもいます。ただ、繁忙期であっても新大阪始発であれば、30分から1時間ほど前に待機することで座席に座れる可能性が高そうです。目安は「目的の1本前の列車が到着するタイミング」。始発列車は、発車時間の10-20分前に入線するようなので、その点だけは注意が必要ですね。

 

仕事始めの日の猫さんたち。「仕事?そう、まあ頑張れや」ってな感じですかね…

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娘2歳2ヶ月共働き、ささやかながら自由時間を捻出している方法

こちらの記事を読んで、あまりにもリアルな描写に「これはうちの家のことか!」と、読みながら切ない気持ちになってしまいました。

子供ができたら自分の時間がなくなる…というのは生む前からある程度予測していましたが、実際に生まれてみて「まさかこんなに時間を食いつぶされるとは」と驚愕の日々です。DINKS時代に夫婦二人でモンハンをやりこみ、プレイ時間1000時間とかだった日々が夢のようです。子供が生まれてからDSなんて開きもしていません。

「こんなに時間がないとは…ありえん…ありえん…」とか思いながら子育てするうちに、いつの間にか娘は2歳2ヶ月になりました。6ヶ月で保育園に通いはじめてから1年ぐらい試行錯誤の日々でしたが、1歳半で離乳食が終わったころから、忙しい中でもなんとなく生活のリズムが安定してきて、ささやかながら自由時間の捻出もできるようになってきた…気がします。ほんと、ささやかですが。

共働き、比較的近い月齢の手がかかる子供、両親ともに祖父母遠方で頼れる近親者なし、子供といる間はなるべく子供に向き合いたいというスタンスでの育児(そんなに頑張らなくてもいいことは頭でわかっていますが、なかなか逃れられない)、というあたりは近しいものがあるなあと思いながら読む中で、そういえばうちはどうやって、それなりに納得している状態で自由時間を捻出できるようになったのかなあというのをを、改めて振り返るきっかけになりました。

子育ての状況は家庭によって全く違うし、子供の特性も違っています。なので、「我が家はこうしたらうまくいったよ!」というアドバイスは大した役に立たないかもしれません。ただ、「もっと手を抜いて!」とか「効率化して!」と言われてもじゃあ実際に何をどうすればいいの…となるだろうし、何も情報がないよりは具体事例のようなものがあった方が参考になるかも、と思い、書いてみることにします。

あくまで我が家のケースで「やってみたら比較的うまくいった」ことになります。

休日の自由時間を捻出するために、昼寝の時間を固定する

共働きということであれば、平日は保育園でしょう。であれば、毎日ほぼ決まった時間に昼寝しているはずです。このタイムスケジュールを休日にも適用しています。娘が通う保育園では、昼食後の12時過ぎから14時過ぎまではお昼寝の時間なので、休日も原則そのスケジュールにあわせます。休日も、11時半ごろお昼ごはんを食べたらその後は寝室でお昼寝、です。

これで、休日昼間の2時間弱を自由時間として確保できます。大した時間ではないですが、「土日でもこの時間帯だけは自由時間が確保できる」という見通しが立つのは、精神的にもかなり良いです。

そして、休日のデフォルトを「昼食後2時間は昼寝」として生活していると、たまに遠出したときなども昼食後はかなりの確率でベビーカーで寝てくれます。その前提で動けると、子供が寝たタイミングでカフェに入ったり大人の買い物をしたり…と外出先でも自由時間が確保できます。

作り置きはせず、食材宅配のキットを使う

共働きフルタイム、保育園のお迎えは6時半〜7時。この状況では、帰宅後スーパーで買い物して夕食作り、というのはほぼ不可能です。それもあり、最初の頃は私も作り置きをしてましたが、割と早くギブアップしました。料理が大好きで手慣れた人ならともかく、子供ができて初めて「真面目に食事を作ろう」と思った人間が、3時間も4時間も台所に立ち続けるのはかなり辛いです。元記事にも

その頃、奥さんは子どもの作り置きご飯を作り終え、疲れてぐったりしてます。 

とありますが、この気持は非常によくわかります。作り置きしていたころは、私も終わるとぐったりしてもう何もする気が起きない・・・という感じでした。

なので諦めて、食材宅配のキットに頼ることにしました。正確にいうと「キット7割、スーパーのお惣菜3割」です。夫がお迎えに行け私が少し早めに帰って夕食を作れるときはキットを調理、私がお迎え+夕食を一人でこなさなければ行けないときは、お惣菜+キットの作り置きの残りです。

キットは、我が家はオイシックスを使っていますが、他でも色々出ていると思います。「キッズメニュー」を中心に注文していますが、そうでないものも味付けを工夫することで、大体のメニューは子供でも食べられます。

そしてキットの使い方も、最初の頃は真面目に「1セット1回の食事の分を2品を作る(←この「主菜と副菜」がオイシックスのキットのデフォルト構成です)」でやっていましたが、そのうち手抜きを覚えました。今やっているのは

  • 大人2人+子供だが3人前キットを頼み、1食分弱ぐらい余らせる→余った分が時間のないときに作り置きに
  • 家にあまっている食材(野菜やら豆腐やら肉やら)でキットに追加投入できそうなものは投入する→これで余らせる作り置きを増量
  • 1食で2品のセットだが、可能なときは副菜の材料を主菜に混ぜ込み作業時間を省く→例えば今日のメニューは「野菜とそぼろのスタミナ麻婆春雨」と「ニラとしめじの中華風レンジ浸し」でしたが、後者は麻婆春雨に混ぜ込まれ「野菜たっぷり麻婆春雨」になりました。おかげで調理時間15分ほどでした。全てのキットでこの手が使えるわけではないですが、結構いけます。「一汁三菜」とかもう無視です。一品でも、野菜がたっぷりでタンパク質も取れて美味しければ十分ではないですか

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本日使用したオイシックスのキット。「ニラとしめじ」は麻婆春雨の具材になりました
  • 食材宅配で販売されている調理済み・半調理・冷凍食品を常に2-3品常備→夕食を作る時間がないときに、作りおきとお惣菜と組み合わせて使います
  • たまに時間があるときは、夕食後に翌日のキットの下ごしらえあるいは調理→キッチンに立っているのでその流れでもう一食作り置きするぐらいなら、それほど苦ではない

といったあたりです。毎週の宅配で3食分のキット+常備品を頼んでおき、2-3日は帰宅してから調理、調理できない残りの日は作り置き(という名の残り物)や常備品やお惣菜でなんとかまわしています。こんな感じで、帰宅してから食卓に食事を並べるまでに時間を15-30分程度にすることを目標にしています。

元記事のお子さんは1歳半ということで、もしかするとまだ離乳食中で、大人と同じものを食べるのは難しいかもしれません。でも、離乳食が終われば、大人と子供の食事を同時に作ることは可能です。大人の味付けでは食べれないので「子供の味に大人の食事をあわせる」になりますが(あるいは、大人の分だけ追加で味付け)、加工の手間はぐんと減ります。

寝室にはベビーモニターを設置。子供が寝たら部屋を離れる

乳児の時に使っていたベビーモニターをそのまま使っています。リビングと寝室が近いのでモニターがなくても泣いたらすぐに駆けつけられるのですが、モニターがあると「ベッドからおちそう」とか「布団全部蹴飛ばしてる」とかも確認でき、適宜サポートに入れます。

寝かしつけで一緒に寝落ちしなければ、これで夜の自由時間が1-2時間確保できます。寝落ちしたときは、朝1-2時間早く起きます。寝かしつけながら「やばいこれは落ちる」と思ったら目覚ましセットです。ただし、起きられる確率は半分ぐらいなので、あまり偉そうなことは言えませんが。いっそ完全に朝型にしてしまえばもっときちんと起きられるのかもしれませんが…

「家電が使いやすい」ように生活を合わせ、家事代行を活用

家電の活用は色々なところで言われているので今更感がありますが、三種の神器といわれている「ルンバ・食洗機・洗濯乾燥機」はやはり便利です。活用のポイントは「家電が働きやすいように持ち物や部屋をあわせる」ではないでしょうか。食洗機であらえない食器は買わない、床にものは置かない、など。私も凝った食器を集めるのは好きだったので最初は抵抗がありましたが、便利さには勝てませんでした。以前は床に直置きしていたおしゃれマガジンラックとか間接照明とかは姿を消しました…

あと、これら3つに加えて我が家で大活躍しているのが、スティック型コードレス掃除機と、ブラーバ、浴室乾燥です。コードレス掃除機はマキタのものを使っていますが、本当に便利。平日朝の5分、ルンバが入れない部分(トイレとか洗面所とか寝室とか廊下)をこれで掃除。我が家は猫が2匹いるので、1日掃除機をかけないと大変なことになります。

ブラーバはルンバと違い人がいる部屋で動かしてもストレスにならない(音が静か)&持ち運びが簡単なので、気になったところにぽんと置いてあちこち掃除してもらいます。リビングだけでなく、廊下や寝室にも気軽に持っていけるのでかなり助かります。

浴室乾燥は設備になるので簡単に設置できるものではないですが、これから持ち家を購入する人で子供を持つ予定があるならば、是非導入をおすすめします。乾燥機が使えない衣類を浴室乾燥で干すことができると、選択の負担感がぐっと下がります。

平日の掃除は上記のように家電をフル活用し、二週間に一度家事代行サービスに入ってもらって、普段は掃除できない部分を徹底的に掃除してもらいます。おもに水回りです。これがないと、さすがに上記の掃除時間では厳しいと思います。二週間に一度、3時間で7000円。夫婦二人で 1回飲みに行く金額、と思えば大した出費ではないです(そもそも夫婦二人だけで飲みに行く時間などないけれど…)。

そんな感じで平日1-2時間と、休日3-4時間(昼2時間+夜)の自由時間が確保できている

独身時代や夫婦二人だけのときに比べるとあまりにもささやかな自由時間です。それでもなんとか「最低これぐらいは確保できる」というのが見えていると、忙しい毎日を支えてくれる大切な希望になります。

上記はミニマム(まあたまに下回ることもありますが)の数値で、たまに休日どちらか一方が子供をみて、どちらかがフリータイム、という時もあります。休日半日とか子供なしのフリータイムができると、何この開放感!ともうすごい浮かれようです。幸せのレベルが低くなったなあ、と我ながら笑ってしまいます。

ここからさらに時間を作り出そうとするなら、それこそ「もっと積極的に家に人を入れる」ぐらいしか選択肢がないような気がしています。ベビーシッター、平日の家事代行(夕食作りとか)、などなどです。そのあたりも視野に入れながらも、一方で「もう少し子供が大きくなると、一人遊びもできるようになり、楽になるのでは…」という期待もあります。

元記事にも書かれていたとおり、子供はとてつもなく可愛く、そして子育ては時に果てしなく辛いです。プラスでマイナスは打ち消せませんが、試行錯誤しながらマイナスをちょっとでも打ち消して、プラスの部分を楽しんでいけたらなあと思っています。

 

この方たちは24時間自由時間ですね。それにしてもAmazonの小さいサイズの箱って、誂えたように猫サイズですよね…

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田町の愛育病院で麻酔分娩(無痛分娩)で出産したときの話②:入院から麻酔まで

その1はこちら。

その1を書いてから1年近く放置してしまったのですが、なんだか上の記事が「愛育病院 無痛分娩」のキーワードでかなりアクセスがあるようで、「無痛分娩の記録」と書きながらまだ陣痛も始まってない…とちょっと申し訳ない気持ちになっていたのでした。

そんなわけて、随分時間がたってしまい記憶もかなり曖昧なのですが、思い出しながら出産当日の話です。2015年時点の話なので、その点を頭においてお読みください。

予定日3日をすぎてようやく陣痛が

陣痛を感じ始めたのは予定日を3日ほど過ぎた朝の5時頃。「あれ、何かお腹痛いかも…」と感じて目が覚めました。生理痛にも似た腹痛はこれまでにも時々あったのでまたそれかなあと思っていたのですが、夢うつつの中で「あ、また痛い…」「あ、痛くなくなった…」「あ、また痛くなった…」と考えているうちにふと気がつきました。なんだか痛みが定期的にきているみたいだし、これって陣痛じゃないの?

その瞬間に、「そういえば予定日過ぎていて来週出てこなかったら陣痛促進剤を使いましょう、って言われてたんだ…!」ということを思い出しました。スマホにインストールしていた陣痛アプリを使って間隔を計測すると、10分間隔。間違いない、これ陣痛だ。 

横で寝ていた夫を叩き起こして「陣痛きた」と告げ、とりあえず朝食を取ることにしました。愛育病院の場合、麻酔を入れる4時間前(3時間だったかも?)までに食事を済ましておく必要があり、また麻酔を入れている間は食事をとることができません。「十分に陣痛がきていて子宮口も開いているのに『最後の食事から4時間たっていないので』という理由で麻酔を待たなければいけない」というのを私は恐れていました。ということで、とにかく早めに食事!

陣痛から入院まで

さて、陣痛がきたといってもすぐに入院出来るわけではなく、私の場合は家が比較的近いこともあり「初産ですし、5分間隔になったら病院に連絡してくださいねー」と言われていました。それまでは自宅でリラックスして軽く体を動かしたり、お風呂に入ったりして、陣痛が進むのを待つの、だそうです。初産は時間がかかると聞いていましたが、全くもってその通りでなかなか間隔が縮まらない。10分、9分、8分…あ、ちょっと短くなってきている?と思うのですが、また10分に戻ったり。

痛みが続くのは1分程度なので、それ以外の時間は普通に過ごしていられるのですが、何となく10分おきに痛みがくると思うと落ち着いてもいられず。本を読んでも集中できず、ベッドの上でスマホを触りながら「初産 陣痛 どのくらい」とかだらだら検索しながら過ごします。

結局、なんとか5分間隔になったかな、と思えるようになったのが、最初に陣痛を感じてから12時間以上経過したその日の夕方。正確にはかると「5分かな…いや7分かも…」というレベルだったのですが、正直なところこれ以上先の見えない状態で耐えることが辛くなっていました。勿論、病院に行ったからといって陣痛が進むわけではないのですが、これ以上先の見えない状況に耐えられる気がしなくなり、病院に「5分間隔になりました!」と電話。病院のOKをもらって、あらかじめ登録していた陣痛タクシーを呼び出します。

自宅から病院まではタクシーで15分ほど。自宅マンションの入り口に車をつけてもらい、大して歩くこともなくタクシーに乗り込んだのですが、少し歩いたこととタクシーの振動の影響か、ここにきて急速に痛みが増加。間隔は変わらず5分程度だったのですが、陣痛が来ている間はタクシーの中にも関わらず「いたたたたた!!」と声を押さえられない状態。タクシーの運転手さんもいるしあんまり声をあげるとみっともないよな…と一瞬思ったような気がするのですが、痛みの前にはそんな恥らいも吹っ飛んでしまい。

入院から麻酔が打たれるまで

病院の入り口にタクシーが着いた時点で、痛みはかなり強くなっていました。タクシーから降りたものの、痛みで座り込んでしまって動けない。病院の方が持ってきてくれた車いすに座ってLDRのあるフロアに運ばれました。ここまで痛いんだから、これ絶対5センチぐらい開いてるでしょう、即麻酔だよね、食事控えといて良かったー!と思いながら内診に挑んだものの、結果は「今3センチぐらいですねー」との衝撃の言葉。 

え、この痛みで3センチなの?出産時って10センチまで開くんだよね?ちょっとマジ無理これ以上は無理なんだけどこの痛みは全然序の口ってこと?と混乱する私。

事前の説明では「5センチ程度まで待つのがよいと考えていますが、希望があればそれより早い段階でも麻酔を打ちます」と言われていました。麻酔を打つと一般に陣痛が弱まり、お産が進まず、結局時間がかかりすぎて帝王切開になってしまう…というような事態を避けたい、というのが、この「5センチ程度までは待って」の背景にあるようです。とはいえ、「希望があったタイミングで打てます」と言われていたので、この段階でも「もう無理です麻酔打ってください!」と言ったら打ってもらえたのかもしれません。

ただ、「5センチ」が自分の中で一つの敷居として既に出来上がってしまっていたため、なかなか言い出しにくく…看護師さんの側から「麻酔打ちますか?」と聞いてくれたらその場で即YES!と返答していたに違いないのですが、それを分かってか向こうから言い出すこともなく。結局、何度も「やっぱりもう麻酔おねがいしますって言おうかな・・・」と思いながら、最終的には5センチまで待ったのでした。 

さて、愛育病院は全室LDRとなっており、入院から出産まで一つの部屋で行われます。お産の進み方がよくわかっていなかった私は、入院したら助産師さんやドクターがそばについて即出産準備体制、となるのかと思っていたのですが、TVドラマで見るようなそんなシーンは出産のクライマックス部分のみ。子宮口が前回になり出産準備が整うまでは、胎児心拍などがモニターされ時々は助産師さんが様子を見に来るものの、基本的には放置状態で陣痛が進むのを待つ、という状態。一通り内診して特に異常がないと分かると、「じゃあ陣痛進むように、歩いたりして頑張ってくださいねー」と去っていく助産師さん。後に残された私と夫は「え、頑張るってなにを…」とやや呆然。

とりあえず歩いて見るか…と思っても、数分おきに陣痛が来ると歩くどころじゃない。トイレに行くにも陣痛と陣痛の合間にダッシュして全速力で排出(笑)し、戻るタイミングでまた陣痛がきてその場にうずくまる…という状況。結局、ちょっと歩いてみたりはしたものの、入院から約3時間ほどは「開け〜子宮口開け〜5センチまで開け〜!」と祈りながらひたすら痛みをやり過ごしていました。

いよいよ麻酔が打たれます

入院してから約3時間。何度目かの内診でようやく助産師さんから「あ、今4–5センチぐらいですかね、麻酔打ちますか?」との待ち望んだ言葉が。「打ちます、お願いします!」と即答すると、「では今から準備しますね」との返答。この時点で、個人的には痛みは「もうこれ以上は耐えられない!」レベルに。

しかししかし、ここまで来てもまだ色々準備があるのでした。麻酔が入ると、その後は基本はベッドの上から動かず(左右に寝返りとかは打てます)、万が一の事態に備えて点滴のルートがとられ(これはこの後、陣痛促進剤を入れる場合にも使われます)、血圧、酸素濃度、胎児心拍を計測される状態をキープ。そのため、右手に点滴のルートと酸素濃度を図るセンサー、左手に血圧計、お腹には胎児心拍のモニター、下半身は導尿(麻酔効いてるので排尿できません、そもそも動けないからトイレいけないし)そして背中に麻酔の管、と全身管だらけになります。

「じゃあ麻酔いれましょうか」となってから、この準備が順に始まります。その間にも3ー5分間隔でやってくる陣痛。点滴のルートも陣痛と陣痛の間をぬって素早く入れてもらうのですが、そんな時に限って失敗。でも、陣痛の痛みで正直点滴の痛みなんて全く気にならないレベル。点滴の針の痛みは全く気にならないけど、一度失敗すると「次の陣痛の谷間までさらに3分待たなきゃいけない…」ということに絶望的な気分に。

諸々の準備が終わってようやく、「じゃあ麻酔科医の先生を呼びますねー」と言われました。愛育病院は24時間麻酔分娩対応可能ですが、時間によっては麻酔科の先生が当直ではなくオンコール(自宅で待機しており電話で呼ばれて病院に来る)こともあるようです。私の時は院内にいらっしゃったようで、20-30分ぐらいで到着しましたが、オンコールの場合は1時間とかかかったりもするのでしょうね。

麻酔科の先生が到着すると、ようやく硬膜外麻酔が打たれます。横向きになって背中を丸めて背骨のあたりに注射。この注射が痛いと聞いていましたが、ここまでくると「ようやく…ようやく…麻酔が入る!」という喜びで、痛みがあったかどうかほとんど覚えていません。いきなり麻酔の管を入れるのではなく、最初に皮下に痛みどめの注射をするのですが、これがちょっとちくっとしたような気がしないでもない。

麻酔は背中に一発打って終わり、ではなく、この時に麻酔の管を硬膜外に通し、その管を通してゆっくりと麻酔を入れていきます。管は分娩が終わるまでずっと入ったままなので、途中で麻酔の量を調節したりもできるそうです。

麻酔がきくと、もう本当に痛くない。びっくりするぐらい痛くない!

 麻酔の管が入って10分だか20分だか。ふと気がつくとあれほどだった陣痛の痛みが消えていました。陣痛の波はきていますが、痛みのレベルは波のピークでちょっとした生理痛の痛み、ぐらい。全然耐えられる。なにこれ、もしかして陣痛が弱くなってしまったのでは…と一瞬不安になりNSTのモニターを見たら60-70あたりを指しておりむしろ前より数値が上がっている(麻酔前の「これちょっと耐えられない…」という痛みのときで、maxの数値が40-50程度でした)。あ、本当に麻酔効いてるんだ…となんだかものすごい感動。

麻酔を入れる前は、陣痛に合わせてNSTの数値が上がるのが恐怖だったのですが、痛みを感じない今となってはむしろ数値が上がっていくのがゲームみたいで面白い。「あ、もうちょっとで70こえそう、あ、超えた超えた!」と夫とモニターを眺めながら面白がれるレベル。

さて、麻酔を入れたらそのまま陣痛促進剤を入れお産をすすめるのかと思っていたのですが、ここで助産師さんの驚きの言葉が。「麻酔も効いたようなので、じゃあこのまましばらく様子を見ましょうか。朝ぐらいまでこのまま自然の進行にまかせて、そこから陣痛促進剤も検討しましょう」。そ、そうなんだ…

このあたりは病院によっても、また愛育病院でも妊婦さんや出産のタイミングによって異なったりするのかもしれません。私の場合は初産で、陣痛が始まってから5センチになるまでも12時間以上とかなり時間がかかっており、しかも麻酔を打ったのでここからさらにペースダウンするだろうと予測されたのでしょうか。陣痛のあるタイミングで「朝まで自然に」とか言われたら絶望の淵につきおとされたような気分になっていたかもしれませんが(というか、そもそも自然分娩だったらそれが当たり前なんですよね…)、麻酔で痛みもとれたし「あ、そうなんですね、朝まで待つんですね。まあいっか」という気分でした。麻酔効果恐るべし。

 続きます。次で終わる予定です…

なかなか完結しなくてごめんなさい、とうちのネコたちも申しております。

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国立科学博物館の「コンパス」下見とリピーターズパス

2歳の娘と国立科学博物館に行ってきました。

一番の目的は、あちこちのブログでも取り上げられているコンパス・・・なのですが。初科博でコンパスチケットゲットは難易度高そう、ということで、初回は下見(笑)とリピーターズパスの入手が目的です。

国立科学博物館の「コンパス」とは?

コンパスの詳細はこのあたりを見ていただくとわかると思いますが

一言でざっくり説明すると、巨大アスレチックのあちこちに良い感じで剥製やら化石やらが配置されており、動物を上から下から眺めたり触ったりと色々な体験ができる、というものです(すごい適当ですみません…)

このコンパス、各回1時間ごとの定員制入れ替え制であることもあり、チケット入手はかなり困難だそうで。

コンパスは10時〜15時の6回開催されるのですが、特に土日はチケット入手が難しく

10時〜12時の回:朝9時の開館とともに発券→開館後すぐにチケット完売。10時の回を取るためには開館前から行列も!

13時〜15時の回:各回の3時間前に発券開始、でそれぞれに合わせて1時間前から行列ができている

という激戦っぷり。

ちなみにこちらのおでかけ情報サイトで

「ランチの後は上野にある国立科学博物館へ♪」と11:45に到着し、常設展を見た後コンパスで遊ぶプランが提案されていますが、これ絶対無理だから…11:45だと最終回の15時の回の発券直前なので、運がよければ(混んでいなければ)ダッシュで発券の列に並んでチケット入手可能かもしれませんが、行列ができていたらチケット取れないですよ…

まあ、ディズニーやキッザニアほどではなく、「狙った時間に行って1時間ほど並べばとれる」程度なのですが、それでも激戦なことは変わらない。

何故リピーターズパスを取りに行ったのか

でこのコンパスに入場するために、特に午前中の回を狙うなら「リピーターズパス」があるとよいよ、ということを友人が教えてくれました。リピーターズパスはいわゆる「年パス」で、年会費1030円で無料で何度も入館可能(大人料金です。子供はそもそも高校生まで無料なので)。入館料が620円なので、年に2回以上訪問すれば元がとれるというお得チケット。

なぜこのリピーターズパスが重要かというと、「入館後にチケット購入の列に並ばずにコンパス発券機を目指せるから」だそうです。

コンパスをを目指すには、まずは科博の入り口である「日本館」の地下一階の券売機で入館チケットを購入してから入館し、そこからコンパスチケット発券機のある「地球館」の1階まで歩いてく、という流れ。この入館時にリピーターズパスを持っていると、発券機の列に並ばなくてよいので早くコンパス発券機に向かえるのだとか。

無理でもお得だしいいや、とリピーターズパス購入

本当のところどこまで効果があるのかは疑問です。コンパス行くような人ならみんなリピーターズパス持ってるんじゃないの…と思ったのですが、逆にみんな持ってるなら自分が持ってないとさらにチケット入手しにくくなるわけで。まあ、コンパスチケット争奪戦には役に立たなくても2回は行くだろうしお得だからいいや、とリピーターズパスを購入しました。

実際にこれがどの程度効果あるのかは、次回実際に行った時のお楽しみです。

2歳の娘の科博は、シアター360と地球館3階と屋上でのお弁当と

ということで、目的である(?)リピーターズパスのゲットと下見を終えて、おちついて科博で遊んできました。といってもまだ2歳の娘に「日本列島の生い立ち」とか「科学と技術の歩み」なんかの展示はまあ理解できないだろうな、と思い、分かりやすそうな展示を中心に回りました。

シアター360

球状のドームの内側360度が全てスクリーンになっていて、そこに迫力ある映像が映し出されるパノラマ映画館です。移される映像は、地球の成り立ちとか恐竜の世界とか。11月は「宇宙138億年の旅–すべては星から生まれた–」で、まあ娘は内容が理解できるはずもないのですが、それでも夜空いっぱいの星とか地上を走る恐竜とかに興奮していたようでした。

地球館3階の哺乳類と鳥類の展示

地球館1階の化石がいまいち理解できていなかった娘も、こちらの剥製コーナーなら理解できます。「ライオンさん!」「パンダさん!」「くまさん!」と喜んでおりました。むしろ動物園より距離が近くじっくり見れるので、「あれが絵本に出てきたライオンさん」といったことがよりわかりやすいのかもしれない。

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こちらは地球館1階の恐竜コーナー。化石はよくわからないようですが、剥製は楽しそうに眺めてました。首のスタイは本人なりのおしゃれのようです。

屋上のテラスでお弁当

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地球館の屋上にはお弁当の食べられるテラス席があります。もう少し寒くなると厳しいかもしれませんが、天気の良い日には温かい格好でお弁当を楽しむ絶好のポイントです。土日は館内のレストランも混むようですし、お弁当持参がよさそうだなと。娘的にはこのお弁当が一番のイベントだったようです(笑)。朝から「お外でピクニックのお弁当!」と大興奮でした。

娘よりも先に親が興奮しそうなイベントが盛りだくさん

今は剥製や謎の展示物に喜ぶだけの娘でさが、もう少し大きくなったら、色々開催されている実験イベントやら、夜の天体望遠鏡やら、研究者の講義やらと、参加できるものも増えてくるでしょう。娘の前に理系夫婦である親が喜んで参加していそうですが…

 

とりあえず次はコンパスにチャレンジです!

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コンパス?なにそれおいしいの?という感じのサバ白さん

 

 

 

 

【2歳2ヶ月】言葉の発達など

最近先日久しぶりにブログを更新した際に、下書きに保存されていた記事を見ました。

こちらです(先程改めて公開しました)

半年ほど前の記事なのですが、この頃と比べると随分言葉が達者になったなあ、と我ながらびっくりしました。毎日一緒に暮らしていると漠然と「成長したなあ」としか思わないのですが、記録に残して後から振り返ると、その成長度合いに改めて驚かされます。

私は毎日育児日記を書けるほどマメではないのですが、「今どんなことができるか」をメモ代わりに記しておくだけでも、貴重な記録になるんだなあと。

 そんなわけで、改めて2歳2ヶ月の今、主に言葉に関しての「できること」を記録してみることにしました。

2歳2ヶ月の今できること

助詞を入れた文章が話せる

「きょう おとうさんと こうえん いくの」「おつきさま たかいとこに あるよ」といった複数の言葉をつなげて話せるようになりました。「おかしゃんは おしごと?」など助詞も結構使いこなしていて驚きます。

順接の接続詞も使えます

「きょう あめだから おさんぽ ないの」「○○くん おねつあるから おやすみなの」といった接続詞を使いこなしています。書いていて気が付きましたが、いまのところほとんど順接の接続詞ですね。「〜だけど」といった逆説の接続詞はこれからでしょうか。

過去形はなんとなくマスターしている気が

「いくの」と「いったの」をつかいわけるなど、現在形と過去形をそこそこきちんと使いこなせているようです。

時制はまだまだ。今日と昨日と明日が混乱中

今日・昨日・明日が時間の流れを示している言葉であることは理解していて、話の中に織り込んでくるのですが、完全に混乱して使っています。昨日のお出かけのことを「きょう ゆうえんち いったね」と言ったり。過去形と現在形はマスターしているようなので「昨日今日明日」の概念がまだわかっていないのかなと。

謎の丁寧語を頻発

保育園の先生たちがわりと丁寧に話してくれる園のおかげか、敬語とまでは行かないものの丁寧語をがんがん話します。人にお願いするときに「もひとつ くださーい」混んでいるところを通るときに「とおらしてもいいですかー(←ちょっと間違っているw)」などなど。娘がこんな感じで喋るので、親も意識して、お願いやお礼のときに丁寧語を混ぜ込んで話すようになりました。保育園さまさまです。

ちなみに保育園では、他の子が座っている保育士さんの膝に自分も座りたくなった時に「ちょっと つめてくださーい」と言ったらしく、連絡帳に「おもしろエピソード」として書かれていました。

 なんとなく「時間の感覚」はあるけど時計はまだまだ

「○時」という言葉が時間を表すものであることはなんとなく理解しているようですが、まだ使い方はめちゃくちゃです。親の言葉を拾って「もう5じだから ねる時間?」などと話しかけてきます。「よるは ねんねのじかんなの?」ということも言うので、なんとなく一日が「時間」というもので区切られている、ぐらいは理解しているのかなあと。

数字に関しては1、2あたりはなんとなく理解してそうな気が

エレベーターのボタンを押したがるので「1をおしてください」「2をおしてください」とやっていたら、なんとなく覚えたようです。単にエレベーターのボタンの場所で記憶している可能性もあります。1から10まではいえますが、これも「いーち、にー、さーん・・・」という定型文として覚えているだけかな。食べ物の数を数えてもらうと、指差しながら「いーち、にー、さーん」とやるのですが、見事に数と言葉がずれています(笑)

子供の半年は本当に大きい

こうして2歳2ヶ月の現状を書いた後に改めて冒頭の1歳7ヶ月時点の記録を読み直すと、半年ちょっとで随分といろいろなことが話せるようになったなあと。月齢は丁度真ん中ぐらいの娘、保育園の同じクラスには娘の半年上の子もいて「たった半年違うだけでもうあんなことができるのか!」と驚くことも多々あります。子供にとっての半年って大人の何倍も大きいんだなあと。

半年後にこの記録を読み返しすのが楽しみです。

最近、朝出かける時にこうやって玄関で待機されます。

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友人家族とたこ焼きパーティ

本日は会社の同僚家族とたこ焼きパーティ。3家族、大人6人子供4人が集まりました。

我が家で人を招く場合は、大概の場合たこ焼きです。理由は簡単。

  1. 準備が簡単。基本はたこ焼きの具材の準備だけでOK
  2. 飲み食いしている間も「焼く」作業でわりと盛り上がる

という感じです。1はわりと共通認識としてあるかと思いますが、2の効果も意外に無視できません。家族を連れての宴会って連れてこられた家族同士は何のつながりもないので、会話を弾ませるのがなかなか難しい時も。母親同士が知り合いで、でも母親が子供の世話に追われてバタバタしている間、お互い知らない父親同士が微妙な時間を過ごす、ということもありがちではないかと。その点、たこ焼きだととりあえず焼いていれば、その作業に関する話題で場が盛り上がります(笑)

前日に、「明日はお母さんのお友達がきてたこ焼き作るんだよ」という話をしていると、よほど楽しみだったようで。朝起きるなり「今日お母さんのおともだちがくるの?たこやき作るの?娘ちゃん、小さいたこ焼き作るの、お母さんは大きいたこ焼き作るの」と繰り返し話しながら大盛り上がり。

作ったたこ焼きは以下のようなラインナップ。以下を具材に、ネギ+天かす+紅しょうがあたりを適当に混ぜています

  • タコ
  • ソーセージチーズ:チーズは油がいい感じに出ることでカリッと仕上がりオススメです!
  • ホタテ:これもよかった。ただしホタテがかなり熱を持つので、かなり熱い!
  • エビ:美味しいのですが、ホタテほどの感動はありませんでした
  • チーズコーン:チーズに外れなしですね。これもオススメ

作ろうと思って作りそこねたのが「もちチーズ」と「ツナコーン」。「もちチーズ」は以前作ったこともあり、これは鉄板の美味しさ。「ツナコーン」はネットで調べていて、子供受け良さそう…ということで企んでいましたが、そこまでたどり着かずに満腹に。

娘は張り切って次から次へと食べ続け、結果かなり食べすぎたようで、夜寝る時に「お腹いっぱいなのー」と言いなかなか寝られない様子。食べ過ぎでお腹が張って苦しいようでした…

こちらはお尻をくっつけてリラックス中の中2匹。たこ焼きパーティーでは知らない人が大勢来て、少々お疲れのようです。

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