娘、時々ネコ。たまにWebとか工作とか

2015年秋生まれの娘、夫、茶トラとサバトラの猫。3人+2匹で都内で暮らしています。

「日本の社会保険の充実っぷりはすごい!」と思ったけど、よく考えればそれに見合う対価を払っているのでした

以下の記事を読みました。

 

b-h.hatenablog.com

 

「生命保険の選び方」と書かれていますが、生命保険だけでなく社会保険についてもまとまっていて、とても参考になります。我が家も丁度子供が生まれる前のタイミングで「保険をどうするか」という話になり、以下のような本を読んだりして色々リサーチしました。

 

www.amazon.co.jp

 

www.amazon.co.jp

 

それなりに色々調べ日本の社会保険の充実ぶりについても理解していたつもりですが、冒頭のブログのような形で簡潔に整理されると、「日本の社会保険の充実っぷりはすごい…!」と改めて驚きます。社会保険には「生命保険」という名目の保険はないのですが、「家計を支える人が死亡したり障害を負った場合に発生しうる困難」に対して様々な形での保証がなされています。公的保険制度が今後どこまで財政的に破綻せずに持つのか…という議論はありますが、少なくとも現状の保証内容だけみればかなりの充実した保険です。

 

「これだけの社会保障がなされているとは素晴らしい!」と思っていたのですが、ふと冷静になって考えてみると当然これらの社会保障の恩恵を無料で受けているわけではなく。当たり前ですが、社会保障を受けるための対価としての「保険料」を働いている人たちは納めているんですよね。

 

給与所得者の場合は給与から天引きされるので普段あまり意識する機会がないのですが、この社会保険料、実は結構な金額を支払っています。ざっくりどのくらい払っているかまとまっているサイトはないかな…と探していたところ以下のようなサイトが。

 

kaikei7.com

 

例えば年収300万円の単身者の場合、支払う社会保険料は年額で44.3万円。月に直すと約37,000円。月額37,000円の保険って結構な額じゃないですかね?あるいは夫年収400万円妻300万円、世帯収入700万円の共働き夫婦(子なし)の場合だと、夫婦二人で払っている社会保険料の合計は年間102万円、月額に直すと8.5万円!!

 

ライフネット生命のホームページには、家族構成にあわせた保険料シミュレーションがあります。例えばここで「夫婦2人」を選ぶと、定期死亡保険、終身医療保険、就業不能保険の3つセットを勧められて、その金額は月額8,096円。

www.lifenet-seimei.co.jp

 

ライフネットは業界の中でも「安さ」「無駄なオプションをつけない」などを打ち出しているところなので、様々なオプションをつけ保証金額を高くするともっと高額な保険というのはいくらでもあると思うのですが、それでも夫婦あわせて月額8.5万円の保険(前述の世帯年収700万円の場合)ってかなりの高額保険ではないかと。

 

生命保険などの民間保険を検討する際は「民間保険のみ」に意識がいって、「一つも保険に入ってないから一つぐらいは…」と思うこともあったり。でも、「実は社会保険という保険に入っていて、月額数万円を支払っており、その対価として様々な保障が用意されているが、その上でさらにどんな民間保険に入ろうか?」と考えると、保険を選ぶ視点もかなり変わってくるんじゃないかなあ…ということを考えました。

 

ところでここまで書いて今週のお第が「犬派?猫派?」であるということに初めて気がつきました。タイトルやidから推察される通り私は当然猫派です。というわけで猫派の表明としてうちの茶トラとサバ白を貼っておきます。

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今週のお題「犬派? 猫派?」