娘、時々ネコ。たまにWebとか工作とか

2015年秋生まれの娘、夫、茶トラとサバトラの猫。3人+2匹で都内で暮らしています。

育児ポートフォリオを作ってみた(1歳3ヶ月)

働きながら子育てしていると1ヶ月たつのは本当にあっという間で。育休中は日の進みが本当にゆっくりで「あと3日で3ヶ月、あと2日、あと1日…」とカウントダウンしていたぐらいなのに、仕事に復帰すると「あれ、今日もしかして月誕生日だった?」と当日になってようやく思い出すことも。

面倒くさがりの私は「育児日記」なぞつけているはずもなく、唯一育児日記の代わりになりそうなのが保育園の連絡帳。最初はまじめに文字を書いていたのですが、ある時から夫がイラストを描き始め、以来重要な連絡(病気とかお迎えの時間とか)がある日以外はひたすら夫の1コマ漫画が続く連絡帳と成り果てました。

子供の成長は本当に早くて、そのあっという間の一ヶ月でもふと気がつけば恐ろしいほどの成長を遂げていたりします。どこかできちんと振り返っておきたいなあと思っていたところ、「育児ポートフォリオ」というのを発見しました。

 

これはいいな、と思って早速始めてみました。こちらのブログを参考に、項目は少し自分流にカスタマイズしています。 月に1度なら続けられる…はず!

児ポートフォリオ:1歳3ヶ月

1.体の発達

  • 歩き方が随分しっかりしてきました
  • 階段の上り下りはまだハイハイ。親が手を引いてあげると立って上ることができる。足の力だけで全体重を持ち上げる、というのがまだ出来ないようです
  • 肩車が安定してきました。足先だけのホールドで安心して載せていられる(私じゃなくて夫が、ですが…)。多少荒っぽく動いても肩の上で自分でバランスをとっています

2.言葉の発達

  • ママ、パパ、まんま、にゃんにゃん、わんわん、ポッポッポ(ハト)、たいた(てんとう虫)、ないない、くっく(靴)、ちゃ(お茶)、など、随分言葉が増えてきました
  • 大人の言葉をまねして遊ぶように。「いこか」というと「こか!」と真似します(意味が分かっているかは不明)。両親が関西弁なので、真似して「な!」と言います…
  • 歌にあわせて言葉を発するようになりました。まだ語尾だけですが、「(さい)た!(さい)た!(チューリップのはな)が!」と発生して遊んでいます。「俵のネズミが米食ってチュウ」の「チュウ」のところだけ声をあわせてくるのが可愛い。歌の途中から歌ってもちゃんと単語をあわせてくるのには、ちょっとびっくりしました

3.好きなもの、こと、遊び

  • 「ご飯を食べる遊び」が大好き。100均で買ったプラスチックの器とレンゲでご飯を食べる真似をしています。大人にも「あーん」と食べさせてくれる
  • その100均の器に、これまた100均で買ったふわふわボールを入れて器ごと入れ替えたり、レンゲでうつしたり
  • 丸しかできなかった「型はめ」が3パターンできるようになりました。まだ、「見ていれる場所を理解する」というレベルには到達しておらず、穴に順番にはめ込んでは試しています

  • モンテッソーリ教育の本を色々読んで作ってみた「ストロー落とし」。落とすだけならもう余裕になってきました。次は穴の周りに色をつけて、「穴の色と同じストローを落とす」に挑戦かな。

4.好きな絵本

  • 絵本はなんでも読んで!と持ってきますが、特定の本にこだわる、というのはまだ無いようです。図書館で借りた本と、家にある本をとにかく「こえ!(読んで!)」と持ってきます。
  • だるまさんシリーズは0歳のときからの定番。最近は、「だ・る・ま・さ・ん・が」の読みにあわせて体を斜めにしたり、「だるまさんの歯」「だるまさんの目」といった部分で自分の歯や目を強調したり、という動作がついてきます
だるまさんが
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  • 頑張って取り寄せた「ten little ladybugs(かわいいてんとうむし)」はそれなり仁気に入っているようです。

5.その他、育児関連全般

  • 休日は、朝ご飯の後は外遊び、昼ご飯を食べて2-3時間ほど昼寝、その後は天気に応じて家か公園かで遊ぶ、というサイクルが安定してきました。しかしこの「昼寝」の時間があることで、なかなか遠出できません。ベビーカーでも寝るのですがいまいち寝付きが悪く。そろそろ動物園とかにも行ってみたいのですが
  • 2週間に一度図書館に行って絵本を借りてくるのが習慣になってきました
  • 一応まだ「離乳食完了期」なのですが、ほぼ大人と同じものを味を薄めて食べている気がします
  • ファミレスでファミレスメニューに初挑戦。ポトフ(の野菜)、コーンポタージュ、付け合わせのポテト、などを喜んで食べました

 初回なのでさらっと思いつく範囲で書いてみました。ポートフォリオなのでなるべく項目は変更しない方がよいんだろうな、と思いつつ、書きながら少しずつ項目を調整していきたいと思います。

今日のネコさん

机でPCを広げると必ず膝に乗ってきます…

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6ヶ月の子を保育園に預けてみたけど

4月から保育園に通っている娘は入園時点で月齢6ヶ月。腰座りができて、座って手に取るもの全てをかじって遊んでいた頃でした。世の中的には「6ヶ月で保育園」というと「可哀想」「せめて1歳までは手元で育てたい」的な意見が多いようです。googleで「0歳 保育園」と検索すると「0歳 保育園 かわいそう」という言葉がサジェストされます。

 

が、実際に6ヶ月で預けてみた経験を踏まえて言わせて頂きたい。子供の個人差はあるかと思いますが、「0歳児クラスで保育園に入園させる方が、1歳児クラスで入園するより圧倒的に親子共々楽」な気がします。

慣らし保育が(比較的)楽

個人差はあると思いますが、自分の経験や周囲の人から聞いた話を総合すると、やはり保育園生活にスムーズに慣れてくれるかどうかは、1歳児に比べてまだ人見知りもそんなに始まっていない0歳児の方が圧倒的に慣れるのは早いようです。

 

娘は、さすがに登園初日は保育時間の1時間の間はずっと保育士さんに抱っこされながら泣いていたようですが、翌日の3時間の慣らし保育では離乳食を食べるととたんにご機嫌に。その後2-3日は、朝の登園のときは少し泣いていましたが日中は楽しく過ごし、翌週からは登園時もほぼ泣くことなく、すんなりと慣らし保育が終了しました。周りの月齢が近いママの話を聞いてもにたような感じで、6-7ヶ月だと「最初から全く泣かず」という子もいるようです。「涙の別れになるかと思ったのに、一心不乱に保育園のおもちゃで遊び始めて拍子抜けした」という人もいました。

 

ちなみに、まだほとんど歩けない言葉も出ていない0歳クラスは「保育士さんに抱っこされながらただひたすら泣く」なのですが、歩けて話せて活発に動ける1歳クラスだと「保育士さんを振り切って入り口のところまで走っていって、ドアに貼り付いてママを呼びながら泣く」という、かなり切ない風景も見られました。泣いている点では同じなのですが、保育士さんに抱っこしていてもらえるとなんとなくこちらもちょっと罪悪感が薄れるというか。

子供1人あたりの保育士さんの数が1歳クラスの倍

 0歳クラスは子供3人に対して保育士さん1人、一方で1歳クラスは子供6人に対して保育士さん1人。新しい環境になじみやすいとはいっても、そこはやっぱり小さな子供。「かまってほしい」「だっこして欲しい」と思ったときに、一人でも多くの先生がいるのはとてもありがたい。最初の頃はお昼寝の時間もみんなまちまちで、抱っこで寝かせてもらったりしていたようです。ありがたや。

帰宅後子供の食事を作らなくてよい

6-7ヶ月ごろだと離乳食は1回食で午前のみ(保育園で食べる)なので、「夜の子供の食事」はありません。入園前は予想もしていなかったですが、保育園入園のタイミングでこの「子供の夜の食事が必要ない」ことは、本当に助かりました。

 

入園当初は親も初めてのことだらけで、とにかく何をするにも余裕がないです。退社→保育園→帰宅というフローをこなすだけでもかなりぐったりしてしまうのに、そこに飯を作って食べさせてというタスクが一つ追加されるとそれだけで大変さは数倍に膨れ上がる気が。

 

夜食事を食べさせる必要がなければ(あるいはミルクだけであれば)、保育園に娘を迎えにいって帰宅した後はひたすら娘と遊ぶ→お風呂に入れる→寝かしつける→娘が寝てから親の食事、という流れです。親の食事は、余裕があれば作ることもあるけれど、余裕の無い最初のうちはスーパーやコンビニで買ってきた総菜や弁当ですませていました。そんなことが出来るのも「親の食事だけ」だからで、さすがに子供の食事となると毎日コンビニ弁当というわけにも行かず。

 

ありがたいことに娘が通う保育園は、離乳食後期まで午前食/午後食を保育園で食べさせてくれるので、入園してから半年以上「夜の食事なし」期間をとることができました。途中風邪やら胃腸炎やらで1-2ヶ月程度離乳食の進捗が遅かった娘は、ようやく来月から離乳食完了期(3回食+午前と午後のおやつ)にかわり、そこから夜の自宅での食事が始まります。さすがに半年以上も保育園生活を送るとこの生活にも慣れてきて、今なら帰宅後の食事もなんとかこなしていける気がします。いきなりフルタイムで復帰して、復帰直後のばたばたの中で帰宅後食事とか、私は絶対に無理だったと思います…

 

そんなわけで私自身は「0歳で預けられて復帰できてよかった!」と思っているのですが、冒頭にも書いた「小さいうちに預けるのは可哀想」派はまだまだ世の中の多数派を占めているようです。リアルの場でそういわれたときは、いちいち反論するのも面倒なので適当に流しているのですが、「3歳までどこにも預けない!というのならともかく、どこかのタイミングで保育園に預けるなら、絶対0歳から預けた方が親子共々楽なのになー」と内心で思っています。

 

娘のために買ったIKEAのトンネルの中に収まるサバ白さん。

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1歳を過ぎて急に娘が人っぽくなってきた

1歳を過ぎた娘がここ数週間で急激に進化し、なんだか随分人っぽくなってきました。具体的には

  • こちらからの呼びかけに答える。「まんま食べる人ー」と声をかけると「はーい」と手を挙げる
  • これまでの適当な「いやいや」ではなく、意思表示がかなり明確になってきた。大人ベッドに腰かかけて就寝前の娘をあやしていると、眠くなるとベビーベッドの方を指差してあっち、という意思表示をする。「ねんねする?」と聞くと「うん」と答えて、そのあとは静かに寝てくれる(まだ寝たくないときは「いやいや」と首をふる)
  • 「待って」が通じる確率が増えた。「今ご飯冷ましてるからまって」というと、キッチンのそばでまんまーまんまーといいながらも、以前のようにはギャン泣きしない。

「話せなくても赤ちゃんは大人の会話を理解しています。だからたくさん話しかけてあげましょう」という話をきいても、これまで正直半信半疑だったわけですよ。いや、大人の会話理解できるわけないじゃん、と。それでもなんとかがんばって、「保育園行こうね、娘ちゃんの大好きな保育園だよー」とか語りかけてきたのですが、感覚的にはうちのネコに話しかけているのと変わらない気持ちでした。

 

ほら、ネコにご飯あげるときも無言じゃなくて「ほら、今日のご飯だよー、今日はなんとロイヤルカナンウェットのトッピングつき!」とかやるじゃないですか。それはもちろんネコから返事があることを期待しているわけではなくて、その場のノリというか自分の気持ちを盛り上げるためというか、まあそんな感じだったわけで。

 

娘への話しかけも正直そんな気持ちだったのですが、そんなネコの仲間だと思っていた娘が1歳を過ぎたころから急激に人っぽい反応を返し始めたのでもうびっくりですよ。あ、そ、そうだった君ネコじゃなくて人だったのね…し、失礼しました!ってな感じです。同じタイミングで独り立ちして何歩か歩けるようになったのですが、正直驚き度で言えば上記のような「人っぽいコミュニケーション」の方が驚きでした。

 

娘の進化に比べて君たちは安定のお莫迦っぷりですよ・・・

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NIC(ニック社)のキーボックスは1歳なりたての子にオススメの知育玩具

娘1歳の誕生日プレゼントに「型はめ」のおもちゃを探していました。保育士さんから「最近は型はめが好きなようでよく遊んでいます」と言われていたり、児童館でも興味深そうに遊んでいたので。様々な種類の型はめおもちゃが発売されていますが、色々比較検討した結果我が家では「NIC(ニック社)」のキーボックスを買いました。

 

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オススメポイント1:ブロックがシンプルなもののみ

キーボックスのブロックは、丸、三角、四角、の3種類のみです。シンプルですが、1歳なりたての娘は「丸は比較的すんなり入るが、四角や三角はちょっと難しい」というレベルなので、レベル感的に丁度よいです。世の中には、星形や台形など様々な形の入った型はめもあり、「先々のことを考えると難易度の高いものも入っていたほうが…」と一瞬悩みました。が、このくらいの年齢だと「できない」状態が続くと飽きて他のおもちゃにうつってしまいがちです。一つのおもちゃに集中させるためにも、シンプルなブロックのみから構成されているというのは、重要なポイントです。

 

オススメポイント2:1つの形につき3個のブロックが入っている

ブロックの形は丸、三角、四角の3パターンですが、色違いでそれぞれ3つずつ、合計9個のブロックが入っています。一番難易度の低い丸をまず3つ渡して遊ばせ、できるようになってきたら四角→三角、とレベルアップしていけそうです。

 

オススメポイント3:はめ込む穴が一面のみ

ブロックを落とす穴は上面の一面のみで、側面には穴はありません。1歳成り立てレベルだと、「箱を回転させて形があう穴を探す」というのはかなり難易度が高そうです。その点、この商品だと上面のみのため、「どの面にどの穴が空いているか」を探さずに、落とす遊びを楽しむことができます。

 

オススメポイント4:はめ込み穴に余裕があり、落としやすい

はめ込み穴のサイズがブロックより少し大きく作られており、また穴の角が落とされています。そのため、落とす場所があっているのに微妙にはめ込む角度が違って落とせない…というストレスがあまり発生しません。微妙な角度の調整って大人は簡単ですが、子供には意外と難しいようです。児童館で穴の大きさがきっちり作られている型はめで遊んでいた時は、あっているのに引っかかって落ちない…ということが何度かありました。

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色々書いてきましたが、まとめると「型はめを始めたばかりの子供が、ストレス無く楽しめ、達成感を得やすい工夫」が色々なされているなあと思いました。上にも書いた通り、娘は「丸」は落とせるのですが四角や三角はまだ難しく、そのためまずは丸を3つ手渡して遊ばせています。このくらいの年齢だと、うまく落とせないとすぐに飽きて他の遊びに移ってしまいがちですが、丸を3つスムーズに落とせると気持ちいいようで、実に楽しそうに遊んでいます。

 



品川区の保育園事情(その2):2016年4月入園の指数と階層ボーダーが発表されています!

品川区の保育園事情(その1)という記事を書いてから随分と時間が立ってしまいました。元々は(その2)では、私の周りの保活経験者などの体験に基づくミクロな情報を書こうと思っていたのですが、品川区からなかなかすごい資料が出てきたのでそちらの話にしようと思います。

品川区が入園ボーダーをかなり詳細なレベルで公開した!

8月に公開された「平成28年4月認可保育園等の入園状況(指数)について」という資料を見て、私は驚愕しました。これは、平成28年4月入園者について、各保育園ごとに「指数(点数)が最低何点あれば入園できたか」という資料なのですが、驚くべきは「指数」だけでなく指数が同一だった場合の「階層」についても一部を除きほぼ全て公開されているということです。

保活における「指数」と「階層」とは

保育園入園にあたっては「指数」と「階層」の二つの数字が重要になってきます。「指数」は、「両親フルタイム勤務」「母子家庭」「認可外保育施設に預けて待機中」「兄弟が保育園通園中」など、その家庭の「保育の必要度合い」を点数化したものです。品川区では「両親フルタイム勤務」で40点、認証に預けて復帰していれば+2点(認可外なら+3点)、兄弟が保育園通園中で+2点、といった感じです。

 

保育園の入園承諾はこの「指数」が高い順に決まります。ただし、年間数千人が応募するため、「指数が同点」というケースも多々発生します。多いのは「両親フルタイム40点」での横並びでしょう(1歳クラスだと復帰済みの人も多いため「両親フルタイム+認証待機の42点」もかなり並ぶようです)。その「指数」がどういつだった場合に順位付けに使われるのが世帯の納税額をベースに決定される「階層」で、「同じ指数であれば納税額(年収)が低い方から優先」となっています。この「階層」は納税額ベースで数万円単位で細かく刻まれ(年収ベースで数十万円単位)、品川区の場合だと30階層にも分かれているため、この階層でほぼ承諾/不承諾が決定します。

 

保活においては「自分の指数/階層」と「希望園の指数/階層のボーダー」が重要なのだけど・・・

保育園入園にあたって非常に重要な情報である「指数/階層」ですが、「何点あれば/どの階層であれば入園できるか」の情報は、公開されていない自治体も多いようです。個人情報的な問題もあるのでしょう。昨年度までの品川区ではこの「指数/階層」は、「資料にして公開されていないが、窓口で聞けば個別に教えてくれる」というものでした。窓口も、職員さんから積極的に教えてくれるわけではありません。一般的な会話だと「この地域だと両親フルタイムでも落ちた人がいるので厳しいですね〜」とか「このエリアであれば、昨年は40点あれば皆さん入れてますね」という程度しか話してくれないのですが、窓口で「各園のボーダーを知りたいので教えて下さい(キッパリ)」と迷い無く言うと、「ボーダー表」と呼ばれる秘密資料を持ってきてくれました。ただ、そこでもその「ボーダー表」を見せてくれるわけではなく、「A園の昨年のボーダーはいくつですか?」「A園は0歳だと40点のD15(これが階層ですね)、1歳だと42点のD17ですね」「B園の・・」というやり取りを延々繰り返すという。

 

その、昨年までは非効率なやり取りを経て入手できていた「ボーダー」情報が、なんと今年になって一覧になって公開されました。しかもネットから入手できるという!あくまで「昨年」の情報ですが、この情報があれば、「自分が保育園入園承諾/不承諾のどのあたりのラインにいるか」がかなり詳細に把握できます。「両親フルタイム40点だと落ちる場合もある」という情報だけだと、自分が当落線上のどこにいるのかかなりあやふやですが、「0歳4月の大崎・五反田エリアだとボーダーは40点のD12〜D18ぐらい(園によって違う)」ということがわかれば、明らかにここから外れる場合はそもそも40点を上回る加点を取る方法を考えたり、最初から認証/認可外メインで動いたり、ボーダーの低いエリアを最初から検討したり、ということを考えることができます。もちろん、その認証/認可外ですら激戦という現状なのですが、少なくともここまでボーダーを公開してくれれば、「認可に受かると思って認証/認可外は全くあたらず、3月になって不承諾がきて動転」という事態はかなり回避できるのではないかと。

 

もちろん、希望者が全員認可保育園に入園できるのが保活の最中にいる人たち全員の望みではありますが、まずはできることからとこうした情報公開をしてくれた品川区には大きな拍手を送りたい。点数のつけ間違いとかやっちゃってたら「私はこの点数のハズで希望した園のボーダーを上回っているのに、なぜ落ちたの!」的なクレームも想定されるし、「1歳は両親フルタイム40点だとほぼ入園できないとは、子育て支援をやる気ないのでは!」的な批判もくるかもしれない。階層どころか指数ですら「個人情報なので」と公開しない 自治体もある中で、そうしたリスクを飲み込んでここまでの情報を公開したというのは、なかなかすごいなあと思います。品川区での保活をされている方は是非参考にしていただければと。

 

 

クーラクールの子供服が可愛すぎていろいろとヤバいことになっている件

気がつけば前回の記事から半年近くが経過していました。ぎこちない動きでハイハイしていた娘は今やつかまり立ちで自由自在に動き回り、手放しで得意げに仁王立ちし、もう後少しで歩き出すのではないかという所まで。保育園に行き始めてからの時間の流れの早さといったら。育休中は月誕生日を楽しみにし、「ようやく3ヶ月!」「4ヶ月を迎えた!」とやっていたのに、今や「え、もう11ヶ月?10ヶ月迎えたのがついこの間なのに早くね?」なんてことを言ってます。そんな娘ももうすぐ1歳の誕生日を迎えます。

 

そんな日々を過ごしながら今ハマっているのが、タイトルにある「クーラクール」という子供服ブランドです。「キムラタン」という神戸の子供服会社が販売しているブランドなのですが、ナチュラルテイストな可愛らしさ満載のデザインで、偶然見つけたのをきっかけにどハマりしました。

 

ちなみにこんな感じのテイストです。

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画像は公式より。

娘さんの着画はこんな感じです。まだお座りの子なので服の可愛らしさを活かしきれてないですね・・・しかしこのサロペットはホント可愛い。

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春先ぐらい、子供がお座りしだした頃から「服を選ぶ楽しみ」が分かり始めて、少しずつ買ったりして、店舗(Baby Plaza)デビューし会員カードを作り、先日ついにシークレットセールデビューもし。ということで、購入した秋物(と来年に向けた夏物)を改めて確認すると、なんかヤバいことになっていました・・・

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あー、これはヤバいわー、といいながら、明日から秋物アウトレットセールが始まるということを聞きつけ、買い残したものはないかとネットをチェックしています・・・

 

このクーラクールというブランド、ネットで色々見ているとなかなか不思議なブランドで

・熱狂的なファンがおり、人気アイテムは発売前に店舗で予約しても入手できないことも

・しかしながら業績は低迷しており、昨年度はついに下方修正

・業績を受けて株価は超低空飛行で1株6円〜8円!株主優待は1000株で5,000円の割引券なのですが、6000円で株を買うと5,000円分の割引券がもらえるという超高配当利回り株に

・人気アイテムなのに在庫不足で入荷していなかったり、一方で人気のないアイテムが売れ残っていたりと、どう考えても需要のヨミと生産量のコントロールが適切でない気が。

という感じ。一度落ち着いて有価証券報告書をちゃんと読んでみたいところです。

 

 

品川区の保育園事情(その1):マクロの数値など

我が家の娘は9月生まれ。その年の2月に妊娠が判明し、4月からは保育園入園に向けて動き出すなど、保活に関してはかなり早くから取り組んでいたつもりでした。早くから認証保育園を見学し待機リストに登録したり、入園予約金で押さえられる認可外保育園を探したり、近隣だけでなく通勤途中の他区の認証/認可外保育園を視野にいれたり…とかなりの時間を保育園探しに費やしてきました。

 

なんとか認可に入れたこととで我が家の保活は一旦終了となったのですが、その過程で色々調べたり聞いたりしたことを、整理もかねて書いておければと思います。私自身も、保活中は色々な人のブログなどを参考にさせてもらったので。

 

色々書いていたら随分と長くなってしまったので、何回かにわけて書ければと思います。というわけでまずはマクロ的な数値から。

品川区の保育園事情(その1):マクロの数値

以前の記事でも書きましたが、2016年4月入園の品川区の認可保育園入園状況は、一次募集でざっくり「3人に2人は承諾、1人は不承諾」という感じです。正確な数値で言うと、一次申込数3365人、入園受け入れ2180人、1185人が不承諾。

silver-tabby.hatenablog.com

 

不承諾の1185人のうち、一部は認証/認可外保育園に流れ、一部は二次募集で入園し、一部はその年の保育園入園をあきらめる(育休延長or退職)、という流れになります。

 

二次募集の結果が出ていないので正確な数値は分かりませんが、品川区内の認証保育園の定員が約800人*1であることを考えると、わずかな数の人は二次募集で認可に入り*2、800人程度は認証/認可外に入園し*3、200人程度がどこにも入れない待機児童とカウントされる、という感じでしょうか。

 

区の資料を見ると、2015年度は申込数2,799 、入園数1,784、待機児童数215とあるので、今年はそれよりも申込数/入園数ともに増えているものの、なんとなく数字の傾向は同じなのが見て取れます。

 

追って私の身近にいる数人のサンプルからみたごくミクロな情報についてもまとめる予定ですが、身近な人たちの傾向を見ていると、なんとなくこの数字と一致している感じです。 

 

<ようやく続きを書きました>

silver-tabby.hatenablog.com

*1:こちらのファイルは2016年5月の空き状況であるため、月が変わると削除されデッドリンクになると思われます。最新の情報は品川区HPにある「認証保育所入所可能数」から常に見ることができます

*2:もうファイルは削除されてしまいましたが、一時期区のHPに掲載されていた二次募集の空き状況では、ごくわずかながら空きが出ていました

*3:認証ではない認可外保育園も存在しますが、数で見ると圧倒的に少ないです